「少子化」から見る女性の働き方

株式会社コミュニティネットの今井房子です。

2012年からこのブログを書き始め、あっという間に7年目。

途中からFacebook(個人)の記事を残したくて、転記をしていた時期もありますが、今年からもう少し自分の思いを書きたくなり、ブログを再開しました。

今日は、久しぶりのブログ、その第1弾となるテーマは「少子化」です。

下の図表は、総務省の労働力調査です

平成28年(2016年)では、「M」という形はすっかり消えたような気がします。

以前「結婚・出産・子育て」を機に、離職する女性の問題を「M字カーブ」という表現をして問題視していました。

こんな風に改善されたことは、「働き続ける環境を整える」をミッションにしている株式会社コミュニティネットとしては嬉しい結果のはずでした。

しかし
下の記事をご覧ください。

2018年1月6日(土)日経新聞より

この記事の中に、気になるところがあり、切り抜いて保存していました。
女子大生の言葉
「結婚、出産は望んでいない」
理由は、美容師だった母親は自分の出産を機に仕事を辞めた。幼い頃、母親がイライラしているのを見ると「私がいなければ母の人生は違っていたのかもしれない」
と。
結婚、出産を望まない理由として挙げられていました。
我が家の娘たちも「別に必ず結婚をしなくてはならないとは思わない」と言います。
親として、少し寂しいと思う節もありますが、私の意見を押し付けるつもりもありません。
この女子大生の母親と私は同じ世代。長女を出産し、子育てをした4年間、仕事から離れた時期がありました。
社会から切り離された思い、そしてとても閉鎖的な気持ちになったことを覚えています。
女性が働き続けることのハードルは下がりました。
結婚・出産・子育てを機に離職する人も減りました。
しかし、人口減少・少子化は止まらない。
M字カーブが改善されたのは、共働き夫婦が多くなったことだけではなく、そもそも結婚を選択しない人が増えた結果なのかもしれませんね。
私たちは、どうしたら
「結婚すること・子育てをすること」への意義を唱えていくことができるのでしょうか。
もっと、私たち世代が、
「結婚して良かった、子育てをして楽しかった」と伝えていくしかないのでしょうか。
もちろん、なかなか授からず、不妊治療をしている方々の思いもわかっています。
経済的問題を抱えているため、思うような人生が歩めない人も。
伝えたいことは
これから家庭を築くであろう若い人達に(我が家の娘たちにも)、「誰か(未来のパートナー)と一緒に、何かを築く楽しさを知ってほしい」ということ。
誰でも未知なることは怖いですし、不安もあります。
しかし、その不安を乗り越えて生き抜く勇気をもって歩んでほしいと心から思いました。
私が生きてきた人生がこのブログを通して、これから何かを築く若者のヒントになればと思い、半分決意を込めて?!書きました。