憧れの人「南場智子」さん

株式会社コミュニティネットの今井房子です。

昨夜、会社経営者2名、士業の先生2名、教育関係の講師2名、合計6名で集まり、情報交換?!(男性3名、女性3名なのちょっと落ち着いた合コンのように見えたかも^^;)

異業種で集まると、仕事の話をしていても楽しい。自分の知らない世界が見えてきます。

今日も朝から軽快(^^;)にお弁当を作り、夫、長女、次女を送り出し、すでにAM7:00には自分の時間が持てました。

本を読みたくなり、手に取ったのが懐かしい2010年のNHKテレビテキスト「仕事学のすすめ」

ディー・エヌ・エーの南場智子さんと競泳の日本代表ヘッドコーチの平井伯昌さんの回でした。特に南場さんはそのころから憧れの人。

今年3月、キュレーションサイト(まとめサイト)の問題で、DeNA会長から代表取締役に復帰した南場さんは、そんな問題が出るなんて、この頃は思いもしなかったでしょう。

しかしどんなことがあっても、きっと道を切り開いていく人だと思っています。

このテキストを手にしたのは、私が2011年に株式会社コミュニティネットの代表取締役になる直前。

12年間勤めた実兄の会社(IT企業)が東京に移転が決まった時、私は埼玉を担う覚悟を決めました。

その覚悟を持ったとき、南場さんの本を何冊か読んだ覚えがあります。

テキストの中に

【球体組織を目指せ】
【上下関係=役割分担と認識せよ】

という言葉がありました。

「球というのは意外とシンプルですが、そのときに重要なのは、この球が全体としてどこに行こうとしているのかということ。その意思決定はトップの役割です」

「上司が部下を自分の理解できる枠組みに押し込めてしまうことは、あってはならない。偉い、偉くないという上下関係ではなくて役割分担にしか過ぎない。会社のポディションを上げるためのベストなフォーメーションをそのときそのときに取る」

そして南場さんは最後に

「ひとりひとりがDeNAの顔として、生き生きと輝きながら働くことができる場所を、いかに組織として提供できるかが要だと思っています。そうすることで、個々の担う球の表面積というのはどんどん大きくなっていき、ひいては球自体も拡大していく。そうした積み重ねによって、組織の力はより強固なものになっていくのだと思います」

と綴っています。

私の起業バイブルとなった南場智子さんのこのテキストをきっと私はこれからも読み返していくと思います。

今年から偶然ですが、長女が大学からの依頼で、DeNAでアルバイトとして仕事をしています。

ITではないのですが、娘の研究に役立つ内容だったので、彼女もきっと何かを得たいと思い受けたのでしょう。

アルバイトなのにしっかりとしたDeNAの契約書!(すごいボリュームで何度も読み返しました)

娘が南場さんに会うことはないかもしれないが、組織の中でお世話になっていることにご縁を感じ、日々頑張っている娘を応援しながら、私たちも企業として成長を遂げていきたいと朝読書をしながら思いました。